3冊の小説
えぼるど本について少し語ります。
どうも。えぼるどです。
今回は本について語ろうと思う。
私は色々な本を読んできたと自負している。
中学生の時が読書の全盛期で、1日に3冊読んでいた時期もあった。
内容を理解するというよりただ、目で追って楽しむだけだったからだろう。
そのため、すぐに忘れて、同じ本を何周も読んだ。反省である。
今は、通勤時間や土日に少しずつ読んでいる。
ペースも比較的にゆっくり。2~3週間に1冊程度だ。
だが、内容をしっかりと理解しながら読めている気がしている。
理解できない場合は、途中でページを捲る手を止めることもある。
その上で、今までの文章を思い出し、頭での思考を巡らせる。
何気にこの時間が一番楽しいかもしれない。
あと、私はミステリーが好きである。
特に物語の頭から犯人がどの人物か分かっているタイプが特に好きだ。
犯人の犯行動機などを最後の方で一気に押し付けられるより、
最初から犯人の人物像などの情報を私たちだけが知っている状態で、
刑事・探偵がどうやって謎に挑んでいくのかを読むのが好きなのである。
こういったストーリーラインのものを、『結論→理由』型と私は呼んでいる。
さて、本の楽しみ方や嗜好を少し語ったところで。
現在読んでいる本、または最近読んだ本について語ろう。今回は3冊ほどだ。
あらすじなどは語らないので、是非とも自分で読んでいただきたい。
タイトルや表紙を見て、本を買うのも悪いことではない。
<①探偵小石は恋しない 著者:森バジル>
表紙を見て、気になった作品だ。
そして、この本は5月24日(日)に読み終えたばかりである。
主な登場人物は、推理事件を解決したい探偵・小石(女性)と、
それに振り回される助手・蓮杖(男性)。
情報を提供するのは、これぐらいにしておく。
というのも、これ以上何かを書くと、ネタバレになりそうだからだ。
そして、この本の面白みがなくなってしまう。
一つ言うなら、この作品はミステリーだ。
頭の中で情景を思い浮かべながら読んでほしい。
是非とも、謎を解いて見せてほしい。
私は読み終えた後に、思わず拍手をしていた。
<②いのちの車窓から 著者:星野源>
私は星野源を長年、推している。
尊敬しているクリエイターは誰か?と聞かれたら、
私は間違いなく、星野源をあげる。
そう、大好きだし、尊敬もしている。
理由はと聞かれるとたくさんあるが、一つ上げるのなら、『人間臭さ』にある。
私は某国民的スターなどをテレビで見ると、当たり前なのだが、
『あ、この人は自分と違う人種なんだろうな』となる。国籍の話ではない。
なんなら、オーラもなんか違う気がする。一般人と孫悟空みたいな。
だが、星野源にはそういったものをあまり感じない。
どこはかとなく私たちのようなファンと似ている、
というより、星野源からこちらに近づいてくれているようにも感じるのだ。
考え方もなんだか私に似ている、気もする。
住む世界は違うだろう。でも、感覚は似通っている。
彼のエッセイにはその『人間臭さ』で溢れている。
悩むときは、悩む。弾けるときは、弾ける。鬱にもなる。
住む世界は違えこそ、友達のような錯覚に陥ることもある。
だからこそ、
星野源の書いた何気なく感じる一節に強烈に惹かれるのかもしれない。
星野源の魅力をもっと伝えたいが、この余白でそれを書くには狭すぎる。
<③化物語(上下巻) 著者:西尾維新>
久々にゆるめな大長編というのを読みたくなった時期があった。
15巻以上あって、内容が濃そうな本。
なのに、その情景がいとも簡単に想像できそうな本。
そんなものはないって?あるんだな、それが。
内容は少し難しいが、アニメ化もしている。それが『化物語』だ。
そこで、私はついにこの大長編を手に取ってみることにした。
この時点では、私はこのシリーズについて、名前以外は何も知らなかったが。
主人公は『お人良し』の男子高校生・阿良々木 暦(あららぎ こよみ)。
ヒロインは戦場ヶ原 ひたぎ(せんじょうがはら ひたぎ)。初見では読めん。
正直、ゆるくはなかった。どちらかと言えば堅め。
内容は短編集に近いのだが、基本的にキャラの掛け合いが秀逸である。
小説というより、演劇を見ているといった方が近いのかもしれない。
非常にテンポが良いが、喋っている内容は知識がいるものも多い。
分からない語彙があるときは調べて、また一つ賢くなったと思えるのだ。
また、小説のレイアウトがあまり見ないタイプのものである。
見開きが上下2段で構成されている『二段組』と呼ばれているものだ。
一文ずつの長さが短くなるので、スラスラと頭に入ってくるようになるのだ。
たしかに、小説の冊数も文章も多い。
だが、読まずに死ぬのはもったいないように思う。
<番外編>
1冊だけ漫画を紹介しようと思う。
『かみさまキツネとサラリーマン』という漫画だ。著者はヤシン。
私は、自分の感性に合う可愛いものに目がない。
いくら可愛くても、感性に合わないと興味がない。
この漫画のキャラはタイトルを読んで字の如く、
『かみさま』なキツネ4匹が主軸となっている。
商売繁盛の赤いキツネの俗世に詳しく、よく喋る長男かみさま・ベニ。
五穀豊穣の黄色いキツネのごはんへの執着心がすごい次男かみさま・キン。
悪霊退散の白いキツネの照れ屋で無口な三男かみさま・シロ。
開運招福の黒いキツネの甘えん坊な末っ子かみさま・クロ。
幼子のような身長に、ゆるいシルエット。
喋り口調も、得意なこともみんな違う。
何故かそれが自分にぶっ刺さった。
愛おしい。
読んでいると、頬が緩む。日々の癒しになる。
これは是非とも皆さんに読んでいただきたい。
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<追伸>
本というものには人を惹きつける『何か』がある。
少なくとも、私はあると思う。
自分の知らなかった世界を文章で体験する。
文章を通じて、人の魅力を再確認することができる。
そして、自分の世界に新たな色付けができるようになる。
私は小説は実本でしか読まない。
小説は本の重みを感じることが必要だと感じている。
本の感触、匂い、大きさなどの全てを五感で汲み取ってあげるのだ。
ちなみに、漫画は電子派である。
これは、持ち運びなどの『利便性』を選んだ結果だ。

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