フールプルーフ
フールプルーフ (英: fool proof) とは、安全工学における用語のひとつで、工業製品やシステムを設計する際、誤操作や誤設定などの間違った使い方をしても、少なくとも使用者や周囲にとって危険な動作をしないように、あるいはそもそも間違った使い方ができないように配慮する設計手法のこと(Wikipediaより引用)。
電子レンジで温めていても、蓋を開けると自動で加熱が止まりますよね。今の機械は我々の動作に合わせて機械が安全に動作できるよう工夫されています。これがフールプルーフ。ITパスポートという資格に出てくる用語で、私はこの用語が好きで、特に"誤操作や誤設定などの間違った使い方をしても、少なくとも使用者や周囲にとって危険な動作をしないように"という部分がなんか優しくて好きです。
例えば映画や漫画のストーリーを思い出してもらいたいのですが、そういった物語では基本的には主人公が失敗だらけのままで終わるものは少ないですよね。どれだけ困難にぶつかっても選択肢を間違えてもなんやかんやで乗り越えていて、本人は納得する形でエンディングを迎えるといったものが沢山あります。これは人生のフールプルーフだと思います。物語の多くは人生がフールプルーフされており、主人公が借金数億で終わったり、言い訳を垂れ流しながら倒れていくようなものは探す必要があるほどに見つかりません。もちろんフールプルーフされていない作品もあります。
私は電子レンジの蓋を開けて手を突っ込んだら火傷するような作品よりも、順当に加熱停止する作品よりも、蓋を開けるとなぜか猫が眠っているような、バグったフールプルーフによって予想しなかった方向のカタルシスに導かれるような作品が好きです。
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