めんどうくさがり

面倒くさがりに向いている仕事があるって本当?メリット・デメリットは?ポイントを解説!

 ごきげんよう。のゃをです。今年の8月の暑さは比較的マシだった気がするのですが、皆さん体感どうですか?
 前回のブログで、お盆はどこかに行きたいな~という話をしたのを覚えているでしょうか。今回はその話を......したかったのですが、なんとどこにも行かず、大掃除をしたりライブの配信を見たりしていたらお盆が終わってしまいました。なんということでしょう。9月は旅行の予定があるので、また10月にお話ししますね。

 というわけで、最近ぼんやりと自分の弱点について考えていたことを、研修の話も交えながらお話しします。いつも自分の話になると長くなってしまいます......。
 7月に始まった配属先研修から2か月。研修も兼ねて作っていたツールが完成し、早くも実務に駆り出されました。ついに「社会」とのつながりが始まることが、うれしいような恐ろしいような。実務をやるなかで、早くも気づいた自分の欠点があります。

 配属前の新人研修のとき、教育担当の上長がこんなことを言っていました。「面倒くさがりはね、プログラマーに向いてるよ。」これはうれしい。超超面倒くさがりである私には超超朗報です。面倒くさがりパワーでブイブイ言わせてやるぜ、そう思っていました......しかし、そんなに単純な話ではないようです。

 研修を通して、面倒くさがりの「解像度」が上がりました。どういうことかと言うと、例えば、何が面倒くさいか、ということが具体的にわかってきたのです。
 まず、「考えることを増やすこと」。やることが増えるのは嫌ですよね。私は、中でも、考えることを増やすのが嫌だなということに気づきました。考えることは好きなのですが......。例えば何度も繰り返す作業があるとして、工夫すれば簡略・自動化できそうだ。となったときに、「手作業で頑張る」「簡略・自動化のためにいろいろ考えて工夫する」を天秤にかけると、多くの場合で「じゃあ、手作業でいいや......」となってしまいます。これ、超ダメです。大前提として、プログラムを作ってやりたいこと全般と真逆なんですね。自動化することでミスも減るというメリットもあるのに、悉く、全てを捨てています。そんな!「向いていない」んじゃあないか!でも、1万回同じ作業をしろ、と言われると、うーんじゃあちょっと考えるか、となります。腰が重い。
 そして、さらに掘り下げると、「妥協の判断が早い」ということに気づきました。妥協案がある場合に、結構早い段階でそちらを選んでしまいます。例えるなら、アレです。数学の確率の問題で、困ったらとりあえず樹形図書いて全部洗い出すタイプです。
 「面倒くさがりだけど、ある程度なら面倒くさいことをやる根気強さはある」のに、やるべきことにかみ合っていないのが根本的な理由なようです。就活以来の自己分析。弱点の分析って、苦しいけど大事ですね。

 このままではいけません!しかし、ある程度の根気強さがあることは分かっているのですから、あとは使いどころの問題。「根気強さ」を「もっと面倒くさいこと」を減らすために利用できれば、きっとBIGな長所になるはずです。20年間変わらなかった性質を変えるのは大変ですが、ブイブイ言わせるために少しずつ頑張っていきたいですね。もし同じような性質を持っている方がいれば、ともに頑張りましょう。それでは。

〇おまけ:今月のイチオシ
 第5回!今回は「正反対な君と僕」。
 恋愛漫画はお好きですか。私は実のところ好きではないのですが、珍しくハマっているのがこの漫画です。多くは語りませんが、とにかく高校生の解像度が高いのがこの作品の特徴。クラスの雰囲気や、何気ない雑談の内容。明るい子も暗い子も、掘り下げがすごくて、「こんな子いるわ~」「これ私だ......」となります。恋愛だけでなく、友人や親子などの人間関係、勉強などのリアルな問題にも切り込んでいて、懐かしく、ときどき苦しい気持ちにもなります。主人公?のカップル2名だけでなくて、いろんなキャラクターを掘り下げてくれるのがうれしいところ。一種のヒューマンドラマとして楽しんでいます。もちろん、青春のドキドキも、醍醐味ですよ(?)。アプリで毎週無料で読めるので、ぜひ読んでみてください。同じ作者さんのほかの作品も、おすすめです。