一番好きな人
好きな歌手やバンドはちょこちょこいるんですが、ダントツで一番好きなのはやっぱりSPRINGMANです。
ブログでも自己紹介HPでもやたら名前を出しているのですが、未だに曲を聴いたよと言ってくれる人は現れていません。
これまでたくさんブログで自分の好きを紹介してきたのですが、最終回を目前に、満を持してSPRINGMANのことを紹介したいと思います。
学生から社会人になって変わったことといえば、生活リズムともう一つ、音楽にハマったことです。
昔からアイドルは好きだったのですが、歌手やバンドにあまり興味はなく。
クリープは分かる、ミセスはギリ分かる、サウシーは(失恋した友達がやたら歌っていたため)ギリギリ分かる、程度でした。
元軽音部のわりに舐め腐った知識量だったんですが、学生の終わり、某アパホテルにて、友達とだらだらと駄弁っていた深夜、惰性でつけていたテレビから、SPRINGMANの『still writing...』が流れてきた瞬間、本当に「びびっ!」と来まして。
流れたのはサビの10秒くらいだったのですが、それ以上の衝撃を食らいました。
調べてみたら、想像以上に駆け出しの歌手だったようで、YouTubeに上がっているMVの再生回数は当時で4000回ほど。
まだ世界に見つかっていない方でした。
「生で聞いたら案外なんちゃうの~」と発売中だったチケットをノリで買い、期待半分で臨んだ東名阪ツアーがこれまた驚くほどによく。
一曲目が『still writing...』だったんですが、あの時のこみあげてくる感動はもう、あと何冊本を読んで語彙を増やそうとうまく表現できる気がしないです。
まさに「喉から音源」でした。というか、「喉から音源と勢いと熱意と気持ち」でした。
初めてライブハウスに足を踏み入れた緊張なんてものは速攻忘れ、無我夢中で腕を上げていましたね。
開演が18時で、ギリギリ五分前くらいに入ったのですが、100人キャパ程度の広さの会場に、いるのは2~30人ほど。
いつ行っても2列目くらいならとれる感じでした。
それでも、SPRINGMANの歌が好きで、ここまで足を運んだ人がこんなにいるんだ、と感動しました。近年、星の数ほど歌があって、サブスクで簡単に聞けるからこそ、わざわざ現地に足を運んで聞くほどの熱量がいろんなところに分散されてしまいがちですよね。
お金もかかるし、時間もかかるし、これで生歌が微妙だったらどうしようと思ってしまうのですが、SPRINGMANのLIVEに参戦した以降は、積極的にLIVEに行くようになりました。やっぱり、その時にしか味わえない経験というのは多いほうがいい気がします。
話がそれたのですが、
もちろん『still writing...』以外の曲も本当によかったです。
MCもそこまで挟まず、汗をかきながら必死に歌い続ける姿にいつの間にか涙が出ていました。
いやあ何回思い出しても本当によかったな。
公演中ももちろんよかったのですが、公演後もすごくよかったんです。
私はそういった歌手やバンドのLIVEに参戦したことがなかったので知らなかったんですが、公演が終わるとその日のセトリが書かれた紙を見に来た観客の方にランダムでお渡しするんですね。3枚くらい。
もちろんみんなほしいので手を伸ばすのですが、30人に対して3枚しかないので当然足りるわけがなく。
セトリが欲しいなんてのは観客のエゴですので放っておいたらいいのに、「どうしよう、タリナイ」とボソッっと呟くと急にステージ裏に帰り、数分後に大量にコピーされたセトリを手に戻ってきたんです。
全員分あるので!とビラ配りみたいな要領でセトリを配り歩いているのを見て、すごい律儀だなあと思いました。
更に、ライブ終わりにはなんとご本人が自らグッズ販売。
即購入したオリジナルタオルに快くサインを書いてくださり、「どこで知ってくださったんですか?」とにこやかに声をかけてくださる姿に大変感動し、次のLIVEも必ず参戦すると心に決めました。やっぱり最後は人柄です。
そんな『次のLIVE』がなんと、6/14に開催されます。
今回は1st mini album『SCREW』を引っ提げてのツアー。
今からとても楽しみです。
音楽にハマるきっかけになった大切な曲、
SPRINGMAN 『still writing...』
https://www.youtube.com/watch?v=ra5_OXcXSqw
お手すきの際にぜひ。
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