社外の方からの電話には、まず「お電話ありがとうございます」と話します。

続けていまだに、「林でございます」と口走りそうになります。

林とは、学生時代に勤務していた通販のコールセンターで名乗っていた偽名です。
特定のオペレーターへ執着し、顔を見せろとか訴えるぞとかおっしゃる方がいるため、
みんな所長から適当な偽名をもらっていました。湯婆婆みたいですね。👵

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私が歴代受けたお電話は、注文したい、解約したい、振込用紙をなくした、
10倍希釈するものを原液で飲んだが大丈夫か、誤って飼い猫に飲ませたが大丈夫か、
通販番組に出演しているインタビュー女性と会わせろ、仏滅の日は荷物を送ってくるな、
コロナは治るか、白内障は治るか、森田というオペレーターに繋げ（たぶん偽名）...😶

郵便局の方から「あなたの会社からの督促状（未払い請求）を届けにきたら、
受け取りたくないとお客様が目の前で暴れている」と電話を受けたこともありました。
そんな時は電話越しの局員さんとお客様の説得です。やってること警察に等しいですね。🚨

バイト先はコールセンターと言うとストレスかかりそう、雰囲気良くなさそう、と
よく言われていましたが、実際のところまったくそんなことはありません！👀
皆さん奇想天外な要求へ隙なく対応しながら、化粧をしたりストレッチしたり
絵しりとりを回してきたり...心に余裕ある、(もしくは心がない？)方ばかりの快適な職場でした。

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現在私のデスクにある電話機には、社外の方からお電話がかかってきます。
かしこまった口調をとるとき、上の経験から自然とアンドロイド・メンタルモードに入る
私ですが、もうあのようなエキサイティングなお電話はかかってきません。🤖

コールセンターは四六時中電話が鳴り響く場でした。今でも電話が鳴ったとき、
赤ちゃんが泣きだしたときのような心持ちでああはいはい～で済むことは少し自慢です。
内線外線問いません、お電話お待ちしております。☕