「文武両道」
先週から、3分間スピーチが始まりました。
3分間スピーチは
朝のミーティングの場で、3名の上司と同期入社1名の前で、
自分であらかじめ決めたテーマについてスピーチを行う、というものです。
すでに2回、私の番が回ってきたのですが、まだまだ緊張して、慣れないかもです。
はじめてのスピーチでは「文武両道」というテーマでスピーチを行いました。
今日はその内容について書きたいと思います。
「文武両道」
という言葉を私がよく耳にしたのは高校生の頃でした。
「勉強」にも「部活」にも「学校行事」にも、全てに全力で取り組む
という意味で使っていたと思います。
私が通っていた高校は、学校行事に対して熱心に取り組む高校だったため
夏休みも体育祭の練習や準備に打ち込んでいました。
特に、高校最後の学校行事である、3年生の時の体育祭に対しては
クラス40人と少しでもいいものをという気持ちをぶつけあいながら
衝突し、協力して構成を練り、
出来上がったものを教えることで後輩80人に熱い思いを伝える
というような姿勢で取り組んでいました。
体育祭によって、仲間と協力すること、1つのことに一生懸命になることの
難しさやおもしろさを知ることができました。
忙しいなかでも受験生である3年生は
毎日の下校時刻を守って帰宅したあとや、練習禁止期間を使って勉強をしていました。
勉強にだけ一生懸命になるよりも、集中して、効率よく勉強できていたと思います。
「学校行事」に一生懸命になることで
「勉強」からは得られないような学びを得ることができるのではないか、
また、「学校行事」というものに対して一生懸命になれたことによって、
「勉強」というものに対しても一生懸命になることができるのではないか、
と私は思います。
高校生の頃の熱い思いを思い出して、これから仕事にも趣味や遊びにも一生懸命になり、
いろいろなことを学んでいこうと思います。
就職活動中のみなさんも、趣味や遊びにも一生懸命になってみてはいかがでしょうか。
勉強や就職活動で忙しいとは思いますが、他のことにも一生懸命になることによって
勉強や就職活動にも活きるなにかを得ることができるのではないか、と私は思います。
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