「三河屋さん」的サービスとは

「実はすごい」三河屋さんの話

昨日、待ちに待ったCDアルバムが発売されまして…ルンルン気分のいめるだです(*・v・*)そのCDはなんと、購入者の中から抽選で1名「惑星ダイナモ」が当たる、という特典付きです!非常にほしい!

惑星が当たったらどうしようかなぁ、なんていう妄想は置いといて…
今回は三河屋さんの話をしたいと思います。


三河屋さん…。
誰だったかな…と思われる方もいらっしゃると思います。
三河屋さんがどうしたの?と思われる方もいらっしゃると思います。


もちろん『サザエさん』に登場する、「三河屋でーす!」のあの人のことです!


なぜこんなことを言っているかを説明いたしますと、昨日とあるフォーラムに参加してきました。そのフォーラムで、TechWave編集長 湯川 鶴章さんが「マーケティングプラットフォームの未来とソーシャルメディアマーケティングの潮流」という難しそうな題名の講演をされました。
とても興味深い内容で、題名からは想像もつかないような面白い講演だったのですが、その講演で一番印象的だったのが「三河屋さん」のお話だったのです。


「時代は「高価な紙の辞書」から「安価な辞書ソフト」、そして「無料のウィキペディア」に移行してきた。人間は、物事を便利にするテクノロジーを手に入れたのです。これからは、そのテクノロジーを利用して「三河屋さん」のようなサービスが行われていきます。

例えば、
三河屋さんはサザエさん一家がどのくらいのペースで醤油を消費しているのか知っているので、醤油がなくなる頃に「醤油、そろそろお持ちしましょうか?」と言うことができます。

また、町で偶然サザエさんに合った時、「醤油頼むわね。」と注文されることができます。

さらに、マスオさんが高血圧だと知れば「減塩の醤油がありますよ。」とサザエさんに勧めることができます。」
と湯川さん。


テクノロジーの進化の過程では、排除されてきた「三河屋さん」的サービス、その「三河屋さん」的サービスが今後のビジネスの鍵を握っていくというのです!

古き良き「三河屋さん」の魅力が見直されていることを嬉しく思うと同時に、「三河屋さん」の潜在的な魅力に目をつけ、業界の動向を分りやすく説明する湯川さんの手腕に感激でした。


「三河屋さん」っぽいサービスではなく、サービスが「私にとっての三河屋さん」になっていくと良いな、と思いました。