京都のギャラリーに行ってきました。

だいぶ暑い季節らしくなってきましたね！今日は会社から帰る途中に蚊取り線香を買って帰ろうと思います。いめるだです。

　昨日は、京都駅伊勢丹にあるギャラリー「えき」で開催されていた「にゃんともねこだらけ」という浮世絵展に行ってきました！
猫好きで有名であった浮世絵師の歌川国芳の作品を中心に、「浮世絵の中の猫」をたっぷりと堪能することができました。浮世絵で書かれている猫は、決して現代のようにデフォルメされてキャラクターのように可愛くしてあるというわけではありません。でもそのかわりに、本来の猫の良さや可愛らしさが上手く表現されており、実際に猫を見ているような気持ちになって観賞することができました。とにかくどの絵も可愛かったです（*゜▽゜*）

　美人画に猫を用いることで、より女性を可愛らしく優雅にみせるという手法は、現代のアイドルの写真集などでも見かけることがありますね！まさかその手法が江戸時代から確立されていたなんて…（笑）！驚きです！そのほかの絵も、猫が江戸時代の人々にどれほど愛されていて、生活に密着した存在であるかが伝わってきて、見ているだけで和やかな気持ちになりました。
　なかでも、特に猫好きであったという歌川国芳の絵は猫好きならではの発想やユーモアが見られ、猫好きではない人でも楽しめる絵だと思いました。
　
「市川団十郎の死に涙する猫」
「よしづくし」
「東海道五十三次の宿場（を猫で表現）」
「天保の改革の風刺画」

はギャラリーに行かずとも一度は皆さんに見てもらいたい絵です。おもわず笑顔になりますよ！

一見「浮世絵」と聞くと、堅くて難しくて面白みのないような印象を受けますが、こんなふうにとっつきやすい題材であれば誰でも楽しめると実感しました。現に、休日だったというのもあるかとは思いますがギャラリーは大盛況でしたよ！
私もついついグッズに散財してしまいました…（笑）

「ピカソやダリなど洋画もいいけど、日本の絵画もいいぜ！」と強く思った休日でした。