6月6日

今日の天気は雨です。

日中は社内で研修を受けたり、キーボードをたたいているので影響はありません。
が、雨だと会社への行き帰りで濡れないように気を付ける必要がありますし、傘で片手が埋まるので雨よりは晴れが好きなまっつんです。

6月6日の今日は二十四気の芒種ぼうしゅの時期です。ここで江戸時代に太玄斎たいげんさい(松平 頼救)が記した暦の解説書、暦便覧の芒種の文を紹介したいと思います。


"のぎある穀類、稼種かしゅする時也"―暦便覧

簡単に解説しますとのぎは稲でいう籾殻にあるとげのような突起のことで、稼種かしゅは種を植えるという意味です。つまり文の意味はとげのような突起を持った穀物の種を植えるころである、という意味になります。ちなみに、現在の種を植える時期は昔と比べて早くなっているそうです。

昔は生活と季節が深く関わっていて、生活から季節を読み取れたと思います。
昔と比較すると現代はそれほど季節に関わっていない人が多く、季節もあいまいに読み取っている人が多いと思います。
しかし昔の人が残した暦から今はどのような季節かを知ることができるのは良いですね。


話は変わりますが今日6月6日は記念日的には楽器の日であり、邦楽(J-POPではない)の日でもあります。
そこで突然ですが現代でも演奏される和楽器の中から名前の読み方クイズです!
下の楽器の名前をお答えください!

簡単
・太鼓
・尺八
・篠笛
・三味線
・琵琶
・鼓
難しい
・三線
・龍笛
・箏
・琴
・胡弓
読めない
・篳篥


それでは正解の発表です!
簡単
・太鼓(たいこ)
・尺八(しゃくはち)
・篠笛(しのぶえ)
・三味線(しゃみせん)
・琵琶(びわ) : 琵琶湖の由来です
・鼓(つづみ) : 小さい太鼓です
難しい
・三線(さんしん) : 沖縄の楽器です
・龍笛(りゅうてき) : 音色は「舞い立ち昇る龍の鳴き声」と例えられます
・箏(そう、こと) : 柱を使って調弦します、現代よく知られているのは箏です
・琴(きん、こと) : 手で出る音を変えて演奏します、大正琴などがあります
・胡弓(こきゅう、クーチョー) : どちらとも弓で弦をこする楽器でクーチョーは沖縄の楽器です
読めない
・篳篥(ひちりき) : 雅楽、神楽で使われます

12問中何問正解できたでしょうか?
世の中にはたくさんの楽器があるので、普段聞いている音楽で何の楽器が使われているかを調べてみるのも楽しいかもしれませんね。