―まずは、ディー・オー・エスを選んだ決め手を教えてください。
私は前職も、パッケージソフトを作っている会社で働いていました。少人数だったので、プログラムを直したり、サポートでお客様先に行って要件を聞いたりという業務を全部一人でやっていました。当時、若かったこともあるのですが、漠然と開発者としてこのままで良いのだろうかと悩んでしまって…。IT業界は広いので、環境を変えて他のこともやってみたいな、という気持ちが芽生えて転職しました。 転職時は、やはりIT業界でプログラマーとして仕事ができるところを探していました。その中でもディー・オー・エスは面接してくださった方の対応も良く、面接後の内定通知なども丁寧に書面で送付いただいたり、きちんとしている会社だなという印象がありましたね。他の会社は、面接で即採用と言われることや、内定の連絡が電話のみ、などで正直なところ不安を感じることもあったのですが、ディー・オー・エスは安心感というか、信頼できるような感じがありましたね。
―前職と比べて、ディー・オー・エスの良いな、と思われるところは何でしょうか?
すごく柔軟性のある会社だと思いますね。本社が移転したり、新しいプロジェクトが生まれたり、私自身もずっと同じメンバーと同じところで10年、というわけではありませんでしたし、何か動きがあるたびに自分にも良い方向へ変化がありました。 入社当初、私は社内請負のチームで仕事をしていました。そこから自社ソフトの「System Support best1(SS1)」の検証メンバーとして、開発チームに入りました。そこからは、1年程お客様先で仕事をすることもありましたが、基本的にはずっとSS1の開発を続けさせていただいてます。
―入社してからの自分自身の変化や成長について教えてください。
先程の一度お客様先に行ったという話ですが、実はSS1の開発をする中で一度挫折というか、任せていただいた大きなプロジェクトが工数オーバーしてしまい、個人的には失敗したと思っていたんです。そんなタイミングで「新しく開発チームを作るからそのリーダーにどうですか」と、抜擢していただきました。 新しいことへの挑戦だったので頭を切り替えることができて、良かったなと思いますね。いざ行ってみるとプレッシャーも感じましたし、大変なことも多かったんですけど(笑)。すごく大きな経験を得た1年でしたね。 環境が変わって社外の方と交流する中で、人との接し方や考え方も良い方向に変わることができましたし、この経験があったからこそ、SS1開発に戻ってからSS1のありがたみを感じるといいますか、面白みも変わっていきましたね。今では良い機会をいただけて良かったと思っています。
―今、担当されているお仕事内容は何ですか?
最近は、毎年あるSS1新機能の開発やお客様からの要望対応です。 SS1の機能開発は大体半年スパンで進めていくんですが、私が担当させていただく業務は1年スパンの大規模なプロジェクトが多いですね。 開発の環境で言いますと、私自身、業務はなるべく集中して取り組みたいという思いがあり、1日で作業の時間はまとめて取るようにしているんです。マネージャーもそれを酌んで割り込み作業などがないように配慮していただけており、個人個人にあった良い環境で仕事させてもらえているように感じます。
―森田さんが仕事をするうえでこだわっていることを教えてください。
自分の中で違いを付けているのは”正確で丁寧な仕事”をすることですね。安全なプログラムを書く、バグが起こりにくい開発を心がけていています。それが人にとっては遅いと思われることもあるかもしれませんが、その慎重さを止めてしまったら品質を落とすことにつながるので、ここはこだわっていますね。 スピーディーな人に憧れることもありますが、妥協せずにやりきることが開発者としての私のポリシーなのかな、と思っています。
―仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?
自分が作った機能がパンフレットやWebサイトに掲載された時は「やり切ったなぁ」と思いますね。 それに、実際に使っていただいているお客様のお話を伺ったり、お客様先で実際に使ってもらっているのを目の当たりにすると、さらにやりがいを感じますね。あとはSS1を導入していただいているお客様のCMを見たときとか、ついつい人に言いたくなります(笑)。ちゃんと社会に貢献できてるんだなと実感できますね。
―今後、所属部門をどうしていきたいですか?
そうですね、技術があればプログラマーとしての仕事はできますが…。私はやっぱり開発チームのメンバーが好きなのでもっと人とのつながりというか、絆を持って仕事をしたいなと思っています。 私がここまで続けてこられたのもお世話になった先輩方のおかげです。もっと上司や先輩、同僚、後輩との絆を大事にできれば、私がそうだったように、後輩も明確な目標をもってついてきてくれる、そんな流れを作っていきたいと思いますね。少しスポーツマン的な考え方なのかもしれないですが(笑)。
―森田さんの今後の目標は?
開発や設計の経験を積んでいくと、マネジメントに移行するタイミングがあると思うんです。私も苦手な分野ではあるんですが、今までのSS1開発チームのマネージャーとは違ったアプローチのマネジメント、チーム作りができるような人になりたいと考えています。その目標を掲げながら、仕事に取り組んで着実に成長する。そしてまた、私自身が後輩たちの目標の一人になれたならとても嬉しいですね。
〔現在までのキャリア〕
1~2年目
はじめは、社内請負型のプロジェクトチームの一員として活動。先輩方のプログラミング技術を必死で盗み、一人前のプログラマーになるため勉強の日々が続きました。
3~5年目
SS1の品質強化テストのプロジェクトに携わったことをきっかけに、SS1の開発チームの一員として活動を開始。SS1の多種多様な機能の理解には大変苦しみました。
5年目~
SS1の設計にも携われるようになり、お客様や営業部の方からいただく要望をどんどん新機能として実装していく日々が現在も続いています。
〔1日の流れ〕
7:00起床
朝はさっと身支度を済ませて家を出発。
8:40出社
眠気覚ましのコーヒーを飲みながら、一日の作業スケージュールを確認。
9:00朝礼
プロジェクトのメンバー一人ひとりに声をかけ、進捗や今日の作業予定を確認。
10:00グループ進捗ミーティング
リーダーが集いプロジェクトの進捗や障害情報について、チーム間で共有をおこないます。
11:00設計レビュー
作成した設計書を上司や他リーダーにレビューしてもらう。ここではお客様の運用を想定した設計ができているかが大きなポイントになります。
12:00昼食
昼は社内で愛妻弁当。毎日ほんま感謝です。食後は、デスクでひと眠り。
13:00作業再開
昼一のラジオ体操で身体を伸ばし頭もスッキリ。昼からはデスクで作業に集中!(開発作業はなるべくまとめて時間を作るように工夫してます。)
15:00休憩
リフレッシュルームでふっと一息。思わぬメンバーと出くわすことも。
18:00退社
明日に向け作業整理をおこない、退社。今日は作業も進んで気分上々、家族にお土産でも買って帰ります。
―これから応募しようとしているみなさんに一言。
合う合わないはあると思いますが、試しに一度ディー・オー・エスのメンバーをみてもらえたらいいな、と思います。雰囲気があえば長く居心地よく仕事ができる環境だと思いますので、とりあえず一度来ていただきたいですね。 ディー・オー・エスは幅広い年代の社員がいるので馴染みやすいとも思いますし、特に同世代の方は悩みや成長を共有できたら私も嬉しいです(笑)。