Interview
香山 英昭
Hideaki Kayama
西日本ソリューション部 ソリューション営業
経済学部・経済学科 /
1999年 キャリア採用
1~5年目 | ■大手電機メーカー、照明関連の生産管理システム開発案件に配属 メンバーとして、設計、製造を担当しました。(システムはスクラッチでの開発。) しかしながら、プログラムを作成したのは1本だけで、設計が中心でした。 設計の方が向いていたようです。(長所を見出していただいて感謝しています。) |
5~15年目 | ■引き続き、大手電機メーカー、照明関連の生産管理システムを担当 リーダーとしてメンバーの管理、お客様との打合せ、プロジェクト管理をおこないました。 最初は生産実績管理だけの小さなシステムでしたが、原価管理、生産計画、所要量計算、 調達、会計、出荷と、ほぼ全ての機能まで拡大。現在も稼働中です。 |
15年目~ | ■本社に戻り、営業管理の業務を担当 人のマネジメントや、営業、採用といった初めてのことだらけでしたが、上司や仲間に助けられながら奮闘しております。 |
―入社のきっかけと入社後の経歴を教えてください
私は中途採用での入社なんですが、この業界に戻ってきたような形なんですね。
もともとIT業界で働いていたんですが、途中で他業種に転職したので5年ほどブランクがあったんです。ブランクがあったことで採用されるに至らないケースもあったのですが、ディー・オー・エスはITやエンジニアとしてのスキルだけではなく、私の社会人としての経験、他業種での経験も評価していただいたのは視野が広いというか受け皿が広い会社だな、と感じましたね。人とその人の将来も見据えた採用と言いますか、考え方を持っているというのは今も昔も感じます。
ディー・オー・エスでのスタートはエンジニアです。
当時大手電機メーカー様の生産管理システムを作っていました。SIerならではの面白さだと思いますが、まったくシステム化されていない状態からソリューションを作っていきましたので、順番に機能を拡張して、最終的にはとても大きいシステムになっていました。作り始めてからもう25年くらい経ってますが、今でも使ってもらえているみたいで大変嬉しいですよね。
その後、本社に戻ってくることになり、まったくエンジニアとは違うマネジメントであったり、採用といったお仕事にも携わるチャンスをいただけて、自分の可能性を広げていただけたなと思っています。
なので、IT業界に入ったから開発をしなければならないとか、そんなことは全然なくて、経験の順番は人それぞれです。開発から入ったり、テストから入ったり、色々あると思いますが、どの順番であろうとその経験は後のキャリアでも宝になると思うので、選り好みしすぎずにまずは自分のポジションを信じてみてやってみてほしいと思いますね。
―仕事を通して楽しさを感じることはありますか?
色々なことを経験してきましたが、それぞれ楽しいことがありましたね。思い返すと結構どのフェーズでも前向きに業務に取り組めてきたのかなと思います。
それはきっと、上司やメンバーから否定されずに、「頑張れ」という後押しがあったからだと思います。
システム制作をするプロジェクトの時は、ただプログラムを書くだけではなくて、お客様と話をしながら業務を覚えたり、お客様の課題を解決したりするというのも大変楽しいですし、システムを導入して使ってもらうという喜びは何事にも代えがたいです。
現在の仕事の中ですと、現場責任者と定期的に話をしており、その中で、今の状況や動向、困っていることなども共有しあう中で、課題解決ができた際も喜びにつながっています。また、現場のリーダーの方からの発信でメンバー増員や新規案件につながることもあります。それはつまり、その現場の方々が、仕事を丁寧にされていて、お客様の評価も高いからだと思っています。
私にも「また、ディー・オー・エスさんからお願いします。」というお声をいただくこともありますので、現場リーダーさんの仕事の成果や、そのメンバーの実績が影響していると思うと、とても嬉しいですよね。そういった結果がつながっていくというのは、自分のやりがいにもなっています。
―お仕事をされる上で心がけていることはありますか?
今現在進行形中のお仕事でも、何年後何十年後に誰かが見ても恥ずかしくないようなものでありたいな、というふうに心掛けてますね。 これまでエンジニアとしてやってきた仕事がたくさんあって、今でも私が作ったシステムを使っていただいているお客様もいらっしゃいます。なので私が当時作ったドキュメントが残っていたりするんですよね。そう考えると今現在の仕事においても、後から誰かが見ても「あの成果物は、今見ても価値があるね」とか、「とても分かりやすいね」といった評価をいただけるようにしようと心掛けてます。そのためにも、相手の立場に立って考えるということは特に意識しています。相手の立場に立ちながらコミュニケーションをとっていき、何を考えているのかや、望んでいること、言いたいことを正確に理解したいと思っています。そんな風に相手に興味を持つことが本心を共有してもらえるようなきっかけになると思うので、その人の考え方や気持ちを常に想像して、それに合わせた行動するように心がけています。ただ、実際にそれができている、できていないというのは自分では正解が出ないものだとは思うのですが、その結果として何年経っても「いいね。」と、言っていただけるようなシステムや仕事になっていくと感じています。
―ディー・オー・エスの環境はどうですか?
働きやすいですよ。私はエンジニアから始まって、何年か前からは本社に戻って今はマネジメント側に回って仕事をしています。現場とは離れた環境ではありますが、お互いに一体感を持って仕事ができているように思います。トップダウンで何かをお願いすることもあるんですが、ボトムアップで皆さんの意見を聞きながら進めることもあるので、自分としても働きやすいですし、皆が一緒に会社のために何かしよう、という気持ちは常に感じながら仕事してます。それはやっぱり、組織も人も成長し続けている会社だからだとも思いますね。私は入社してもう25年になるんですけど、当時とはだいぶ環境も変わっているように感じます。会社自体も古い時代のマネジメントではなくて、新しいマネジメントを取り入れて、試行錯誤しているような状況だと思います。人の考え方とか、みんなで協力する姿勢とか、発言する内容も大きく変わってきているので、色々世間で言われているハラスメントなどへの対策や、休暇の取りやすさや残業削減といった働きやすさとか、そういったところもどんどん時代に合った形になってきていますね。
―採用される際に見られている点
スキルも大切ですが、話し方や考え方、それから目線や表情が前に向いている方を私は重要視しています。
私が採用していただいたことの背景にもあるんですが、ブランクがあったり、経歴が複雑な方であっても、これから何をしようと考えているかや、過去の仕事の中で何を得てきたかを重視して、その人に興味を持ちながら話を聞いて面接などは進めています。その中でも、当社の行動指針である自分原因論につながってくると思うんですが、今まで仕事をしてきた中で、人のせいにしてないな、ということが感じられるかも見ています。
自分のことばかり考えていて近道をしようとか、合理性を求めすぎてコミュニケーションが雑になっていないか、緊張しているのとはまた違ったギクシャクしているような感じがあると私は気にしてしまいますね。
個人的な意見になるかもしれませんが、IT業界であっても人とコミュニケーション取りながら仕事をしたいと言ってくださる方や、人間とのつながりを求めて仕事をしようとしている方と出会えるのは嬉しく思ったりしますね。人との競争心やライバル心があったり、前を向いて仕事をしている人と話をしていると楽しいなと思いますね。
―目標や実現したいことはありますか?
私の立場的には、本当は数値を追い求めて、結果を出さないといけない立場ではあるんですが、やはり人の働きやすさというか、成長できる環境を提供し続けたいと思っています。
人に長くいてもらわないと成り立たないのが会社だと思うので、長く一緒に働いていけるような環境を整えることを重要視するようになりましたね。
そのためにも人に対して真摯に向き合うことが一番大事だと思っています。各世代や個人で、不安や悩みも変わってきますし、やっぱり話をすると、それぞれ成長していきたいビジョンもありますので、この人にはこんな仕事が必要だなと感じるケースもあります。
その中で、私としても人を育てていきたいので、その人達が成長できる環境を提供できるように、もっと仕事の幅を広げていきたいと考えています。これは私だけではなく、多分現場のリーダーさん達も同じことを考えて理解してくれているように感じます。
実際に各リーダーさんからお客様が悩まれていることをすくい上げて新しい依頼につながることもあります。そういったチャンスを逃さずに鋭い感覚を持って仕事をしてくれているので、とても嬉しいですし、めちゃくちゃ感謝してます。
6:45 | 起床 | コーヒー、トースト、ヨーグルト、何十年も同じ朝食、ルーティーンで身支度整える。 |
7:20 | 出発 | 電車に乗りながら、1日のイメージ作成。
いろんな乗客を観察。見ず知らずの他人が同じ目的地に向かうPJメンバーのように映る。
疲れていそう、元気そう、荷物重そう、そわそわしてる、…(職業病ですね。) |
9:00 | 朝礼 | 手短に情報共有と行動予定をお伝え。 |
9:30 | 社員からの報連相に対応 | 案件の事、お客様の状況、勤怠に関することまで幅広くお話を聞き、対応します。 重要事項であれば、訪問を計画。(社員のヘルプデスクをさせてもらっている気持ちでいます。) 打合せ、来客などもあれば対応します。 |
12:15 | 昼食 | 毎日同じものを選択。良く言えば選択することを省略。 さすがに飽きるので、たまには外食します。 |
13:00 | 業務再開 | 会議、来客、外出など、日によってさまざまですが、 打合せのための資料作成や提案資料なども作成します。 |
15:00 | 社員との情報共有 | 夕方にかけ、各現場リーダーと情報共有会を設けることが多いです。 日によって違うリーダーとお話し。雑談も。 |
17:30 | 休憩 | この時間になると、脳が甘い物を要求してきます。100円グリコの前に。(最近は150円グリコ) 隣の人が見兼ねてお菓子を分けてくれたりします。 |
18:00 | 面接対応など | 大体定時後は、帰社する社員がいれば、お話しします。 採用においては、現職中の方が多いですので、面接をおこなう事が多いです。 皆さんお仕事終わりにお時間いただく事に感謝しています。 |
19:00 | 帰宅 | 音楽なに聞いて帰ろうか、お土産買うべきか考えながら結局手ぶらで帰宅です。 |
自分自身の可能性を自分で判断してしまうこともあるかと思いますが、皆さんが持っている可能性は予想以上に大きいと思っています。 私もエンジニアとして入って、今現在マネジメント側に職種をチェンジしていることからも言えますが、やっぱり自分はこれだからと決めるんじゃなくて、さまざまな可能性があるということです。もし会社に入社されたら社会人としての経験が始まると思いますが、自分が変わることを恐れずに、変わることを楽しみながら仕事に取り組んでもらえるといいんじゃないかな、と思いますね。