Interview
大塚 広晃
Hiroaki Otsuka
製造ソリューション部 ソリューション開発
国際言語学科 /
2006年 新卒入社
製造業ITマイスター(IVI認定資格)
1~6年 | 大手家電メーカー様の工場にて、半導体製造の工程管理システムの開発を担当。学生時代に学んだ語学を活かして、中国やインドネシア工場向けの翻訳もおこなう。 |
7~13年 | お客様先企業の組織改編等により、3か所ほどの工場を転々としながら開発を継続。管理対象が「半導体」から「電池」に変わり、電池の製造工程の管理システムを開発。その間には、モノづくりの現場を勉強するために、3か月間に及ぶ外部研修にも参加した |
14年~ | 長年働いていた工場から本社へ戻り、お客様から直接ご要望を伺ったりご提案する立場になる。それ以降はお客様とのコミュニケーションを大事に、よりよいソリューションを提供できるように日々努力している。 |
資格取得の支援があり、「製造業ITマイスター(IVI認定資格)」を取得しました。実際に学んだ内容も、身につけて損はない知識ばかりでした。 今後は他にも取得したいと思っている資格があり現在も勉強中です。こちらはさらに難しいですが、頑張っていきたいと思っています。
―まずは、担当されているお仕事内容について教えてください。
ソリューション部門は、お客様先で勤務する方が多く、入社当時は私もお客様先でシステム開発をおこなっていました。現在はディー・オー・エスのオフィス内で大手電機メーカー様の生産管理システムを導入するプロジェクトに従事しています。
また、当時はプログラマーとしての仕事がメインでしたが、ここ数年はお客様と直接やりとりをする仕事がメインになっています。
実際にお客様の会社に訪問し、現地の調査や現場で働かれている方へのヒアリングなど密にやりとりをしています。現場で何が起こっているのか、実際のデータやお客様と相対しながら進めていく、リアルな現場を肌で感じながらも楽しく仕事をしています。そこから得た情報をベースに、システムの機能や仕様を決めていく設計のフェーズも担当することになっています。
―お仕事をされる上で心がけていることはありますか?
お客様を不安な気持ちにさせないとか、独りよがりな提案にならないようにというところは日ごろから気をつけています。
その為にも、お客様にお話やご提案をする際は、相手の方がどう考えられているか、私の発言によって疑問や不安を感じられるようなことはないかを一番に考えています。
もちろん説明すべき部分や伝えるべきことはお話ししますが、こちらの意見を押し付けることのないように、お客様から気軽に意見を言っていただけるような雰囲気作りも大切ですね。
また、お客様のお話を直接伺ううちに、一部分だけを見て全体を理解しきらずに提案しているようではまだまだ一人前とは言えないのかなと感じました。
目に見えている課題だけを解決すると早く進むのかもしれませんが、私の目指すところはそこではないですね。潜在的な課題や、関わる皆様にとってより良くなるようなシステムができないと本当の意味での改善や、お客様目線には立てていないのかなと思います。
―仕事の魅力や、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
お客様のご要望は実に多種多様です。その中でしっかりとニーズをとらえてシステムを作り上げ、お客様にご提供できた後、感謝していただける瞬間は喜びを感じ大きなモチベーションとなっています。
また、会社から期待していただいているのかな、と思えることがあるのも、モチベーションアップのひとつになっています。現場に行ってお客様と直接やりとりをするということは、ディー・オー・エスとお客様との窓口になるわけなので、会社の印象が決まるところだと思っています。
その重要な役割を任せてもらっているのはある程度会社から信頼されているといいますか、評価していただいている証拠なのかな、と感じています。
その期待に応えるため、今後も自分の役目を全力で果たしていきたいと考えています。
―上流工程も任されるようになったとのことですが気持ちの変化はありましたか?
もともと現場の方と話す経験はあまりなく不安だったんです。実際に直接やりとりをするなんて自分にできるのか、向いているのかな、と。ですが、実際に携わってみると本当に楽しく、自分はこういう仕事が好きなのかもと思うようになりました。今、改めてソリューション開発のやりがいであったり楽しさを感じながら仕事ができていますね。
また、よりお客様からの期待に応えたいという思いも強くなり、最近は、『製造業ITマイスター』という資格も取得しました。
簡単に説明すると製造業の現場視点でIT導入の改善提案ができる人物を目指すプログラムです。会社として資格取得をチャレンジさせてもらえる、というのも貴重なことかと思いますし、自分自身のモチベーションアップにもなったので楽しみながら勉強していました。今後も、現場の生の声を聞いて、お客様が気づいていないような課題にも第三者目線で気づき、より良いものを作り上げていきたいという気持ちが一層強くなりましたね。
私自身、やって無駄なことはないと思っているので、今後もチャンスがあれば色々なことに挑戦したいと思っています。
―ディー・オー・エスの魅力はどのあたりに感じられていますか?
基本的に人間関係がすごく良いというのがディー・オー・エスの魅力かなと思います。
上司との上下関係はありますが、距離感の近さや風通しの良さもとても感じますので、意見を言いやすい環境が整っている会社だなと思います。
上司も部下も同じ部屋で仕事をしているということもありますし、部屋が分かれていても扉がオープンになっていたり、上司やメンバーの様子がお互いに見えるような環境で仕事ができているのは大きいと思います。
また、テレワークが開始された当初は、なかなか実際に顔が見えないというのがありました。そこは、チャットツールなどを活用して定期的に連絡をとって、通話などの時間を以前より増やすように意識しています。風通しの良さや自分が良いと思っている部分を部下にも感じてもらえるようにしたいですね。
―大塚さんの入社してからの自分自身の変化や成長について教えてください。
入社時はプログラマーとして成長していきたいという思いが強かったですね。
経験を重ねるにつれ与えていただける役割も増え、より多くの方とコミュニケーションを密にとるようになってきました。最近は、同僚にも信頼されて、お客様にも気軽に頼っていただけるような人物になりたいという目標に変わってきました。
また、私自身目標としている方がいまして。その方は私を含めて部下のことをとてもよく見てくれているなと実際に感じます。私もそういった気づかいや、細かいところまで面倒が見れるような人物になりたいと思っています。
私にも部下が何人かおりますが、一人ひとりの個性をどう活かせるかをよく考えています。例えば技術面が得意な方がいたり、話すことが得意な方もいたりします。その得意なところを活かして楽しんで仕事をしてもらえるような職場にしたいという思いがあります。
私自身がそうなのですが、自分がやってみたいと思うことや、楽しんで仕事をできないとなかなか続かないので、楽しんで仕事ができるような雰囲気作りができれば良いなと思っています。
6:00 | 起床 | 朝は早めに起床し、のんびりと。 |
7:00 | 出発 | 朝食はしっかり食べ、家を出発。 |
8:15 | 出社 | 始業45分前には出社。メールの確認などをおこないながら、ここでものんびり始業の準備。 |
9:00 | 朝礼 | 課内の別プロジェクトメンバーとの情報共有。困っていることがあればお互いに助け合います。 朝礼後は担当プロジェクトメンバーとの進捗ミーティングを実施し、テレワークメンバーを含め、全メンバーが効率よく業務ができているかチェック。 |
12:00 | 昼食 |
妻が作ってくれたお弁当をチンしていただきます。 |
13:00 | 資料作成 | お客様への提案資料やシステム設計書などの資料作成を実施。 |
18:00 | 退社 | その日の成果物を確認し、翌日の作業に備える。早く帰宅して子どもたちをお風呂に入れないと! |
私自身、プログラム未経験で入社したため最初は不安が大きかったです。 しかし、さまざまな経験を積んで今ではしっかり業務をこなすことができています。 ディー・オー・エスは何事にも興味を持って取り組んでいける方には最適な職場だと思っています。 皆さん、これからまだまだチャレンジする機会がたくさんあります。まずは「初めてみないと何も変わらない」ということを考えに含めていただいて、色々なことに飛び込んで、挑戦してみていただけたらなと思います。